自分に父が異なる兄弟がいると初めて分かったケース
(相談者:札幌市男性)
相続の解決事例
事案
故人の長男様からのご依頼で、不動産の相続手続きを受任しました。長男様ご自身で戸籍を集めている途中で、自分に父が異なるご兄弟がいるということが初めて分かり、ご相談に来られました。
戸籍調査、財産調査のあと法定相続情報を作成し、財産目録が完成した後、一度もお会いしたことのないご兄弟に、丁寧に事情を説明した文書を送付し、遺産分割協議書に署名押印をしていただき、スムーズに不動産の相続手続きを完了することができました。
その後、ご兄弟が当事務所内で面会する機会をもうけさせていただき、今後の親戚づきあいまでできる間柄となりました。
感想
相続では、今回の事例のように一度も面会したことがない相続人が現れることや、十年以上会っていない相続人と共同で遺産分割協議をする必要が出る場合が多々あります。
この場合、行政書士が書面や電話などで相続人様同士の取次をし、相続手続きしたことがきっかけで、相続人様同士が親戚づきあいを再開することもよくあります。
たまき行政書士事務所では、単に相続の手続の代行だけでなく、相続人様の感情なども十分に考慮しながら丁寧に対応をさせていただいております。
今回の事例でも、一度も会ったことのなかったご兄弟が面会し、一緒に笑顔で会場を出られたことは、私も本当にうれしく思いました。
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