事情により最短コースで登記完了したいとのご希望の事例
相続の解決事例事案
事案としてはシンプルな事案でしたが、ご相談者の方に持病があり、万が一のことを考えできるだけ早く登記を完了しておきたいとのご希望がありました。
たまき行政書士事務所では、提携する司法書士事務所と連携して平均的な相続登記の時間よりも早い時間で完了まで行えることがほとんどですが、ご事情を考慮し、今回は、より最短コースでできる方法で登記まで完了しました。
通常の登記の流れと今回の解決事例での違い
通常の相続登記の流れ | 今回の解決事例の流れ |
---|---|
戸籍収集 | 戸籍収集 |
▼ 戸籍収集完了 | ▼ 名寄帳・固定資産税評価証明書の取得、登記簿や公図の取得 |
▼ 法定相続情報一覧図の作成 | ▼ (相続人が一人であったため) 遺産分割協議書省略 |
▼ 名寄帳・固定資産税評価証明書の取得、登記簿や公図の取得 | ▼ 戸籍収集完了 |
▼ (相続人が複数いる場合には) 遺産分割協議書の作成 | ▼ 法定相続情報一覧図の作成 |
▼ 署名押印 | ▼ 提携する司法書士へ登記申請依頼 |
▼ 提携する司法書士へ登記申請依頼 | ▼ 登記完了 |
▼ 登記完了 |
通常の相続登記までの流れは、戸籍収集→戸籍収集完了→法定相続情報一覧図の作成→名寄帳・固定資産税評価証明書の取得、登記簿や公図の取得→(相続人が複数いる場合には)遺産分割協議書の作成→署名押印後→提携する司法書士へ登記申請依頼→登記完了となります。
これに対し、今回の解決事例では、戸籍収集→名寄帳・固定資産税評価証明書の取得、登記簿や公図の取得→(相続人が一人であったため)遺産分割協議書省略→戸籍収集完了→法定相続情報一覧図の作成→提携する司法書士へ登記申請依頼→登記完了という形で通常と順番を変えて行いました。
相続手続は、順番を変えれば、スピーディーにできますが、多くの場合、 基本の順番を変えない方が、手続きの漏れがなく、適切に行えます。
ですが、事情により基本の順番通りではなく、手順を入れ替えてでも最短コースで行う方が良いこともあります。
そのため、たまき行政書士事務所では、お客様の個別具体的な事情に合わせ柔軟に対応するようにしております。
ご相談から相続登記完了までの時間
初回ご相談から相続登記完了まで約1か月という短期間で行うことができました。
お客様のご希望にも沿う形となり喜んでいただくことができました。
補足・相続人に移転前に相続人が死亡した場合の処理
万が一相続人に移転前に相続人にも相続が発生してしまった場合には、いわゆる“数次相続事案”といって、当該相続人のさらに相続人が当該相続人の代わりに手続きに参加する必要があります。
場合によっては、手続きに参加する方が増えることがありますので、相続手続きというものはできるだけスピーディーに行う必要があります。
たまき行政書士事務所は、相続人様の体調や事案の難易度を考慮し、解決までの進行表を初回のご相談時にご提示しております。
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