ご病気が進んでいる方から親の相続について解決したいとご相談があったケース
(相談者:苫小牧市男性)
相続の解決事例
事案
ご病気が進んでいる方からの問い合わせで、ご自身の余命があるうちに、親の相続について解決したいとご相談がありました。
不動産登記を確認すると、お母様名義のままになっており、居住実態と所有権が不一致の状態でした。
解決方法
仮に、ご相談者様のご病気が進み、子供たち同士の遺産分割協議が未完了のまま亡くなってしまいますと、孫の世代の方まで、遺産分割協議に参加する必要が出てくることがあります。
このように世代が違う方が出てきてしまうようなときは、解決できない空き家となってしまうことを説明しました。
他の相続人の方も解決したいお気持ちがありましたので、他の相続人様にも相続手続きの流れを丁寧に説明し、遺産分割協議書には、不動産に居住している長男様が、居住不動産を取得するということを記載して解決しました。
相続手続きを長期間放置することによる弊害
不動産の相続手続きも、銀行の相続手続きも、基本的に、相続税案件でない限りは遺産分割協議の期限はありませんので、相続人同士が離れて暮らしていると、遺産分割協議や相続手続きを何年も放置してしまうことがあります。
北海道でよくある空き家問題の原因は、相続発生から何年も遺産分割協議をしないことで、相続が複数回発生してしまうことにあります。
今回の相続事案で、仮に、ご病気のある相続人の方が亡くなってしまった場合、相続人のさらに相続人が遺産分割協議に参加する(いわゆる“数次相続”の発生)必要が出てくるため、相続人様が病気で亡くなる前に解決することはとても重要だといえます。
参考記事
何年も不動産の相続手続きをせずに放置してきたという方もご相談ください
たまき行政書士事務所では、20年間放置してきた定期預金証書の相続手続きや、15年以上名義変更せずに、故人の名義のままになっている不動産の相続手続きなど、比較的難しい事案についても、お断りすることなくご依頼をお受けさせていただいております。
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