原野売却サポート事案(土地の所在札幌市南区)

相続の解決事例

事案と売却準備段階

いろいろと調べていたら祖母様の土地があることがわかった。グーグルマップで見てもただの放置された原野であり、固定資産税はかかっていないようだ。このまま18年以上前に亡くなっている祖母様名義にはしておきたくないので親族のためにも処分したい。

まとめると以上のようなご相談がありました。

売却するには、まずは、生きている方へ名義変更する必要があり、祖母様の法定相続人が死亡している方も多数いるので、まずは、現時点で祖母様の法定相続人(法定相続人が死亡している場合には、数次相続人)を調べる必要があることを伝え、おそらく10人以上の多数人となることを説明しました。

ご依頼者へ所有権移転

結果として、祖母様の法定相続人(法定相続人が死亡している場合には、数次相続人)は、13名となりました。

ただし、親族関係が円満であったため、事前に事案を把握いただいていたこともあり、人数はかなり多いですが、全員分の印鑑登録証明書と遺産分割証明書が届き、名義を生きている方(ご依頼人)になんとか変更することができました

原野を売却

登記簿で購入した日付を確認すると、原野商法ブームが起きていた昭和50年代初期でした。登記簿の他に、固定資産税評価証明書を取得すると固定資産税評価額は、70坪という広い土地にも関わらず、約2000円という金額でした。

これらの事実から、典型的な原野商法時代の原野購入であることがわかりました。

このような土地は、通常、宅建業者では仲介や買取として扱ってくれない土地のため、たまき行政書士事務所の原野売却サポートで売却をすることにしました

後のトラブル防止

原野については、固定資産評価額2000円のところでも、50万円くらいで売り出している宅建業者様もいます。(宅建業者様が得られる仲介手数料が売値に比例することを考えれば、当然といえます。)

しかし、仮に原野が50万円で売れたとしても、その土地が本当に50万円の価値があるのかは疑問です。水道が通っておらず、家や物置も建てられない用途が限られる土地だからです。

当事務所では、権利関係を不動産鑑定士や不動産調査専門会社、宅建業者と連係し適切に売値を決めていきます

今回は、適切な値段が1万円であると判断し、ご依頼者のご納得を得られましたので、1万円を売値とすることにしました。

すぐに売却相手が見つかりました

キャンプ利用目的として購入希望の方が見つかりましたので、利用目的も今回の原野に適切と判断し、滞りなく売却、名義変更(節約のため、名義変更は売主様の委任状をもって買主の自己登記申請となりました。)まで完了しました。

まとめ

行政書士による相続の解説。北海道全域対応の無料訪問相談も行っております。

原野売却サポートについては、どの原野でもサポートできるわけではなく、北海道道央地域限定で、原野売却が難しい現状を十分理解していただいた上で合意いただけましたら、売却サポートをさせていただいております。

少額でもよいのでどうしても原野を手放したいというお客様はお気軽にお問い合わせください

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