商品価格、報酬等の消費税を含めた総額表示の復活について

相続・遺言コラム

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総額表示が復活

今回は、消費税の表示についてのコラムを書きたいと思います。

価格表示は、事業者からすると、お客様に支払ってもらう額が大きく見えないように、なるべく税抜き価格や税別価格を記載したいものです。

他方、消費者からすると、税抜き価格は結局いくら支払えばよいのかわかりにくいので、税込み価格で表示されている方がいいものです。

そのため、以前から国は総額表示を義務化するように事業者に求めておりました。

しかし、消費税が５％から８％、１０％に変更となり、値札の切り替えなどが事業者に負担になることを配慮して、特例として、平成２５年１０月１日から令和３年３月３１日までは、税込み価格であることが誤認されない限りは、税別価格を表示してよいとされていました。

そして、この度、２０２１年４月１日より消費税を加えた金額を表示する、総額表示の義務化が復活します。まだ、ニュース等でも取り上げられていないですが、３月末位には、スーパーなどは値札の切り替え作業を要求されると思います。

たまき行政書士事務所のホームページでも、法令遵守の一環として、令和３年４月１日の義務化開始日に先行して、数か月前から税別としていた記載の総額表示への変更を進めてまいりました。

先日、すべてのページの税込み表示への変更が完了しました。

今後も、わかりやすい安心の費用で表示できるように工夫していきたいと思います。

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